ゼロg なのに肩に取り憑く鉛が重い・・・

あぁ~~~重い・・・・、しんどいわぁ~

こんにちは、健倖A&Hマネジメント・背骨から運命を創るカイロプラクター朝倉穂高です。

 

昨日のクライアントさんのお話です。

 
実際には、肩や体に『鉛の錘』がのっかっている訳ではないのに、このように訴える方は多いですよね。
 
いや、これウソをついてるのではなくて、本人にとっては本当にそう感じるから辛いんです・・・。
 
一体何故このように感じてしまうのでしょうか?
 
その正体は一体なんなのでしょうか?
 
あなたにも当てはまることはないか、参考にして頂けたら幸いです。
 
 
さて、昨日ご来院されたこの方は、以前より慢性腰痛で通院されているのですが、学生の頃よりヘルニアを患い、レーザー手術にてヘルニアを取ったにもかかわらず、その後アラフォーになるまで腰痛に悩まされ続けました。
 
当院へ紹介され来院されましたが、初めは「いわゆる体に対する施術」を継続しました。
 
もちろんこれだけでも結果は良好でした。
 
しかし、よくありがちですが直ぐに戻るのでした(再発)。
 
そこで、仕事に対するストレス感情解放を行ったら劇的に良くなり、いままでの苦しみは何だったのかと思うほど腰が軽くなったそうです。
 
これにて一件落着・・・かと思いきや、やっぱりこれまでとは比べものにはなりませんが、腰痛は再発しました。
 
話をよくよく聞いていくうちに、うつ傾向(精神安定剤服用)や母親に対する感情、離婚、仕事など様々な心理社会的要因があることが分かりました。
 
そこでこれらの問題に対して一つ一つ感情解放を行い、母との関係性も和解してこれにて一件落着となりました。
 
この時もありまの激変振りに本人も改めて心と体の関係性について納得されたとのことでした。
 
が、しかしです・・・。
 
まだまだ問題はありました。
 
離婚問題、元妻に対する感情。
 
これをクリアーしたと思ったと同時にうつ悪化・・・。
 
なぜか本人にもその原因は分かりませんでした。
(うつや潜在的ストレスは自覚がありません)
 
が・・・昨日の施術の途中で突如うつ傾向が強く感じ始めた時期に、仕事でミスしたことを思い出しました。
 
この時のストレスを感情解放をすると、突然全身の重りスぅーーーっと取れました!!
 
よく鎧が外れたような感覚と言われますが、まさにそのような感じだったようです。
 
実際は、そんなものをまとっている訳でも、重りがのしかかっているわけでもないのに幻の錘を脳が感じていた訳です。
 
当たり前ですが、物理的錘はゼロgです。
 
しかし、当人にとっては何キロにも感じるのです。
 
これは、脳がストレス状態にあると脳がそのように感じているということです。
 
すなわちこれはとても主観的なストーリーなのです。
 
慢性疼痛なども恐らくこれと関係しているはずです。
 
そして、潜在意識イメージトレーニング法により記憶が無害化されると瞬間で体は軽くなり、思考が明瞭化して、事実を感情というフィルターを通さずに客観的に物事を捉えることができるようになります。
 
ここでは脳内の生理学的機序について問うているわけではありません。
(現段階では謎だらけのようです・・・)
 
神経伝達物質やホルモンの影響・変化があることは容易に想像できます。
 
しかし感情解放された瞬間の反応はそれよりも早いので現実的にはどうなっているのかは不明ですが、体が重く(凝りなどを含む)感じているというのは、単なる筋肉の過緊張によるものだけではないということをお伝えしているのです。
 
生理学的メカニズムは学者にお任せすればよいのであって、現場の我々は、目の前のクライアントさんを楽にしてあげることが重要なのです。
 
<参考:東邦大学生理学部 ストレスと脳>
 
いかがでしたか?
 
あなたにもきっと思い当たる体験があるはずです。
 
悩みがなくなった瞬間に体が軽く感じたことや、やる気・充実感がある時は、体が軽く普段と同じ物理的作業(デスクワークやその他作業)をやっているのにかかわらず、まったく疲れを感じていなかったというご経験が。
 
「あぁ~確かにあるよな・・・」と思ったあなた!!
 
もしも、慢性的な体の疲労や痛み、凝りでお悩みでしたら、今までとはまったく違ったアプローチが必要かもしれません。
 
~あなたの筋肉は真実を語る~
病氣のサインを氣づきへつなぐ・健倖A&Hマネジメント
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